:10/10㈯、11㈰、大中島自然ふれあい館 森森を会場に「キャンプ」を実施しました。
8家族23名が参加となり、うち、6家族がこの施設に宿泊する予定です。
森森は学校だった建物。子供たちの声が良く似合う宿泊施設です。
テンション高めの子供たちは到着するなり館内を飛び回っていました。
心なしか建物も生き生きして見えます。
お泊りってワクワクして自然と気持ちが高ぶりますよね。自分も小さい頃そうだったなあ。
それでも自分の荷物を運んだり、ほかの人の手伝いも進んでやってくれていました。
今日の夕食作りも期待できそう(´艸`*)
主な活動場所になるランチルームで始めの会を行いました。
事前に活動において守ってほしい「きまり」を6つ決めてあり、1番テンションの高いSくんに
読み上げをしてもらいました。
「ボリューム4で、ゆっくり、みんなに分かるようにね」とお願いすると、初めはふざけたものの、
分かりやすい声と速さで読み上げてくれました。
今回、きまりの中に「名前で呼びましょう」を入れました。
顔は覚えているけど名前って覚えにくいですよね。これまでもお友達を呼ぶ際に「ねえねえ」や「おーい」と
言っている様子を見て、このキャンプで1人でも名前を覚えて帰ってほしいなと思ったのがきっかけです。
この後に行ったアイスブレイクのレクでも名前を名乗るゲームをしました。
「負けたら勝ちじゃんけん」です。
1個ずつ飴を持ち、じゃんけんしていって飴を最後まで集めた人が勝者となるゲーム。ただし、勝ち進むのはじゃんけんに"負けた"人。
勝ち負けにこだわる子が多い発達障害。負けるのが嫌でじゃんけんが出来なくなることもあります。
でも、このゲームでは負けた人が「やったー!」と喜べるもの。子供と一緒にやってみましたが、負けて喜べるというのはなんとも不思議な感覚でしたよ。
これを何度か繰り返してみたら、じゃんけんで負けることに抵抗がなくなるかもしれませんね。
レクで雰囲気がほぐれたところで、いよいよ夕食作りの時間になりましたよ。
今回のメニューは
●カレーライス
●餃子
●生姜焼き
●野菜スープ
●オレンジゼリー
子供たちは自分の担当メニューに分かれて、調理開始です。
自分のできる仕事を積極的に探し取り組みました。
「次は何をやればいいですか?」
「これはどうすればいいですか?」
「終わりました~♪」
困ったことや報告が必要と思ったこと、しっかり周りに伝えるスキルがついてきてるなあ・・・。
これは働く上でとっても大事なことでもありますよね。
楽しみながら大事なスキルが身に付く上に、調理自体、自活をする際に必要になってきます。
近い将来、「キャンプでカレー作ったっけなあ」と鼻歌混じりに台所に立つ姿を見れたら嬉しいな。
みんなで作った料理はほんとに美味しかったです。
いつもあまり食べない子もお代わりしたりして、みんな十分に味わっていた様子でした。
後片付けは言われなくとも食器を洗うところまでやってくれました。
家でやっているお手伝いはこんなところに表れるものですね。
感心感心・・・(´艸`*)
食後はDVD鑑賞をしながら、みんなでくつろぎ、22:00就寝となりました。
なかなか寝付けない子もいたようです。寝るのはもったいなかったかな?
子どもたちが寝静まったら・・・親同士の交流タイム!
日ごろ話したいとため込んだ話題が次々と飛び交いました。
この時間の有意義なこと。夜が更けても話題が尽きることもなく、でも明日のこともあるしね。
諦めて渋々お開きとなりました。
起床6:00・・・。私は起きれませんでした(;^ω^)
とは言っても、朝食時間には間に合わせられる、素晴らしいママさんたち。
しっかり朝食を食べ、身支度を整えた後、みんなで館内をきれいに清掃しました。
帰りの会では一人一人から感想を発表してもらいました。
緊張したよね。それぞれが考えて話したことはどれも自分の気持ちが込められた素敵な感想でしたよ。
また来年、みんなでキャンプしようね。
この1泊2日のキャンプの日程を無事過ごす事ができ、会員の皆さんには心から感謝いたします。
準備から当日の対応まで、育児、家事、仕事と日常生活の傍ら分担された役割をこなすのは大変な事だったと思います。
大変だったけど・・・楽しかったね~!みんなで何かをやり遂げることってやっぱり最高!
本当にお疲れさまでした。また来年、キャンプしよう!
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